AdBlue充填レベルセンサーのショートトラブル/ベンツE350d

チェックエンジン警告ランプが点灯してしまった、W212前期モデル/ベンツE350dの修理作業です。

警告ランプは点灯したままの状態ですが、特に体感する不具合は発生していない模様。

 

診断機にて警告灯を点灯させているDTC(故障コード)を確認すると、AdBlue充填レベルセンサのショートトラブルを検知しています。

 

クリーンディーゼルエンジンであるブルーテックエンジンには、尿素SCRシステムが採用され、尿素水溶液であるAdBlue(アドブルー)のタンクが備わっています。

SCRとはSelectiveCatalyticReductionの略で、選択触媒還元という意味です。

ディーゼルエンジンの排気ガス中の窒素酸化物(NOx)を浄化する技術であり、ECU制御にて尿素水であるAdBlue(アドブルー)を排気中に噴霧することにより、NOxを窒素と水に還元させるのを目的としたシステムです。

 

今回の不具合はアドブルータンク内にある充填レベルセンサーの不良なので、現車よりアドブルータンクを取り外すことになります。

 

アドブルータンクの上部にはサプライユニットが設置され、その下に今回交換を必要とするセンサーが内蔵されています。

 

このタンクユニットセンサーはプレヒーター機能が内蔵された充填レベル/温度コンビセンサーとなり、リペアキットとして供給されている部品と組替作業を行います。

 

全てを組付け作業後はアドブルーを充填して、レベルステータスのリセット処理。

センサー制御の正常な数値を確認して、作業完了となります。

 

UGではベンツ専用診断機である「XENTRY/DAS」を完備し、各クラスのベンツ修理も数多く承っております(2023y度 年間ベンツ修理入庫実績279台)

あらゆるクラスの各種故障診断や各種コーディング変更等(カスタムコーディング)も修理作業にて実施しています。

ベンツの修理でお悩みの方は、ユーザー様/業者様問わず、お気軽にご連絡お願いします。

 

UG/yoshida



*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください

 また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備

クライスラー&ダッジディーラー診断機 WiTECH2.0(ワイテック2)導入/FCAコーディングソフト完備

フォードFDRS/IDS(VCM3)各種ECUプログラミング可能/ForSCAN完備

GM診断アプリケーション GDS2/TECH2(MDI2)サービスプログラミングシステム対応

ベンツDAS/XENTRY完備&コーディングソフト完備

BMWテスターISPI NEXT(ISTA-D/ISTA-P)完備 各種プログラミング可能 その他 各車種対応AUTEL各種診断機/VCDS等多彩に取り揃えています。

img_2210

アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を

 平日10:00~19:00  土/日/祝 11:00~18:00  定休日/毎週水曜日

 

トップページへ戻る