
セレクターレバーをRポジションにすると「リアビューカメラが使用できません」というメッセージが表示され、モニターがブラックアウト状態で後方確認が出来なくなった、W117モデル/ベンツCLA180の修理作業です。

RポジションにするとカメラカバーはオープンするのでRFK(バックアップカメラ)/COMAND(コマンドユニット)間の問題となりますが、DTC(故障コード)を確認しても何もエラーは検知していません。

バックアップカメラ/COMAND間の配線、特にトランクヒンジ周辺での断線トラブルが多いようですが、現車は特に断線の形跡は無く、そもそもRFK(バックアップカメラ)ユニットと正常に通信しているので、RFKの電源やCANラインの断線トラブルは考えにくいと推測します。

検証した結果、今回のW117はバックアップカメラ本体の内部不良によるものが原因である可能性が濃厚なので、新たなカメラユニットへ交換作業の進行です。


先のXENTRYの画面でも分かる様に、ベンツのバックアップカメラ(RFK)はCANで制御されるECUのひとつとなり、シャーシナンバーを含むプログラム作業が必要となります。
その為、ただ取り付けただけでは、中古部品も含めて車両との構成不良によりカメラ制御が機能してくれません。

上記内容によりSCN(ソフトウェアキャリブレーションナンバー)コーディングによる作動開始プログラミングが必要なのですが、新品のRFKが品番変更されていたためなのか?AUTELプログラミングではシャーシナンバー入力は成功しても、コード不一致の為かキャリブレーション完了に至ら無い為、プロセスを終えることが出来ません。

次にDTS Monacoを使用して既存データーを転送しようにも、そもそも品番変更部品なのでデーターが異なり…

結局、同業者様の協力を得て正規オンラインによるXENTRYログインし、品番変更部品に合致したコード入力の成功。


その後の各種キャリブレーションプロセスを完了した後は、リアビューカメラの制御も無事復活です。

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