PCM内部不良によるTMAPセンサー値異常/ダッジチャレンジャーSRTヘルキャット

チェックエンジン警告インジケーター点灯修理にてご入庫頂いた、2015yダッジチャレンジャーSRTヘルキャットの作業です。

 

wiTECHにてPCMのDTC(故障コード)を確認すると、チャージエアクーラー温度センサー回路に対する不具合を検知しています。

 

SRTヘルキャットに搭載される6.2Lエンジンは、スーパーチャージャーによる過給制御が備わっています。

今回検知されているチャージエアクーラー温度センサー(TMAPセンサー)は、バンク1及び2 そしてスーパーチャージャーのIN/OUTと合計4か所備わって監視しています。

 

今回のヘルキャットでは実測を確認すると、4か所あるうちの「バンク1」側のセンサー値が異常な数値を示しています。

この実測数値だけの確認では、バンク1のTMAPセンサー不良と判断してしまう内容です。

 

しかし測定診断を進行すると、PCMからのシグナルがバンク1側のみ異常な数値であることが判明。

 

更なる診断を進行した結果、今回の不具合箇所はPCM(パワートレインコントロールモジュール)の内部不良と判明。

PCMの内部制御不良によってバンク1側のTMAPセンサーが異常値を示し、先のエラーを検知してしまっている状態でした。

 

上記点検結果によりPCMの交換作業となりますが、新品のPCMを取り寄せて交換しただけでは、キャリブレーション未入力状態によりPCMは起動しません(エンジンはかかりません)

 

メーカーサーバーとのオンラインによるフラッシュ処置及び各種学習/設定等のプロセスを順番に実行して、交換したPCMが現車と同期して作動開始します。

 

PCM交換作業後はバンク1側TMAPセンサー値も正常値となり、チェックエンジン警告もクリア可能となりました。

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