W126の車検整備/ベンツ560SEC

車検整備にてお預かり作業を行った、W126モデル/ベンツ560SECのご紹介です。

W126ともなると販売終了から既に30年以上経過しているモデルとなるので、定期交換を必要とする一般的な消耗部品以外にも、年数経過を考慮して交換しておいた方がいいパーツ等も多く存在します。

 

例えばブレーキのマスターシリンダー、内部の摩耗/劣化等によってブレーキフルードの圧力伝達/保持が悪くなり、ブレーキ性能に影響を及ぼしてきます。

その為、過去の交換履歴が不明であったり、以前に交換してから10年近く経過している場合は、ブレーキフルードの交換作業時に同時交換しておいた方が無難かと思います。

 

特にW126のような年数が経過しているマスターシリンダーでは、取り外した際にブレーキブースター側へとフルードリークしてしまっている可能性もあります。

 

もし上記のような症状が診うけられる場合は、併せてブレーキブースターの交換も必要となりますが、今回のW126は大丈夫でした。

 

またフューエルデスビ周辺のガソリンリークトラブル、KEジェトロは一般的なインジェクション車より燃料圧力が高い為、各接合部やアクチュエーター周辺より燃料漏れが発生しているケースが多くあります。

 

W126の燃料漏れと言えば、車両後方にマウントされているフューエルポンプのケースが多いですが、フューエルデスビ周辺も要チェックを行い、劣化したシールリング等をリフレッシュして対処します。

 

そしてこの頃のベンツで最も多いマイナートラブルとして、シフトリンケージのブッシュ破損が挙げられます。

 

室内のシフトレバーとミッション側はリンケージロッドを介して駆動しているのですが、末端のブッシュが損傷して無くなってしまうと、シフトレバー操作にガタが生じてきます。

 

このシフトブッシュが破損して無くなってしまっているケースも非常に多く、新たなブッシュを圧入してリンケージのガタを解消します。

 

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