時折、チェックエンジン警告ランプが点灯する、JKモデル/ジープラングラーの点検修理作業です。
wiTECHにてDTC（故障コード）を確認すると、バンク1側のカムシャフトポジションセンサー回路の不具合を検知して、チェックエンジン警告が点灯した履歴が確認できます。
カムシャフトのポジションセンサーはバルブカバー中央後部に設置され、ひとつのセンサーでIN/EX双方の状態を監視しています。
上記内容にてDTCだけの内容では安易に「カムポジションセンサー」の不良と判断しがちですが、このエンジンに限っては配線トラブルの事例が非常に多く存在します。
センサー/PCM間の配線を測定して断線している場合はもちろん、センサー交換後も時折上記DTCが検知してしまう場合、配線端子の劣化等で抵抗値が変動してしまっているケースが多々存在します。
配線トラブルと判明した場合、純正部品ではハーネスAssyでしか供給が無いのですが、社外製にてリペアハーネス端子が存在します。
リペアハーネスを使用して劣化している部位を切り取り、結線し直すことにより修復が可能。
今回のJKは別途、PCMのアップデートキャリブレーションがリリースされていたので、併せてフラッシュファイルをインストールしてプログラミングの実施。
UGではオンラインディーラー診断機であるwiTECH2（ワイテック2）を導入しています。
クライスラー/ダッジ系だけでも年間400件以上の各種メンテナンスご入庫を頂いているUGでは、連日オンラインによる診断/プログラム作業を行っています。（2023y度 年間クライスラー&ダッジ修理入庫実績433台）
UGでは今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、メンテナンスでお困りの方は ユーザー様/業者様問わず ご縁慮無くお問い合わせ下さい。
UG/yoshida
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