O2センサーの遅延反応/ベンツS550

チェックエンジン警告インジケーターが点灯した、W222/ベンツS550の修理作業です。

 

ショートテストの結果では、MEコントロールユニットがバンク2側のO2センサー1の遅延反応を検知しています。

 

O2センサーは排気ガス内の酸素濃度を監視し、燃調制御を行う上で最も重要なセンサーのひとつとなります。

一般的には触媒の前後に備わっており、触媒の前(上流)がセンサー1/触媒通過後(下流)がセンサー2となります。

 

O2センサーの検知は非常に迅速且つ定期的に動作を行うのですが、今回のW222では左バンク側O2センサー1(触媒前)の反応値に対する変化率が基準に満たしていないと考えられます。

 

このO2センサーの遅延反応に対し考えられる原因は、センサー自体の不良の他に配線やコネクター端子の損傷、また排気漏れによるものやECUトラブル等様々な要因が考えられます。

 

そのあたりを順番に検証して対処し、ラムダコントロールの正常な制御を確認して作業完了です。

 

 

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