右側のヘッドライトが点灯しなくなった、2015yダッジチャレンジャーの点検です。
片側のヘッドライトが点灯しない→多くの方がライトのバルブ切れか、もしくはヒューズの断線等を予測するかと思います。
このLAモデルのチャレンジャーでは、先のトラブルの原因の大半がヒューズ側で発生しているケースが多いです。
「ヒューズ断線」というよりも、ヒューズ自体が画像のように通電熱で焼損してしまい、それによって通電不良が発生して点灯しなくなるものです。
使用されているミニブレードヒューズの接点容量不足等が原因と考えられ、ヒューズホルダー部が通電熱で焼損してしまう為、電源供給不良にてライトが点灯しなくなります。
この状態に陥るとヒューズを交換して一時的に復帰することはありますが、ヒューズホルダー部も焼損ダメージが発生しているので、すぐに同様のトラブルが発生してしまいます。
上記トラブルに対しUGでは、Mopar製リペアハーネスによるヒューズを移設する配線修復作業を推奨しています。
使用するヒューズが既存のミニブレードタイプだと同じことの繰り返しになるので、より接点容量のあるボックスタイプへと変更する為のハーネスキットでヒューズホルダー側を配線加工します。
ヒューズボックス内の空きスペースを利用してより容量のあるボックスヒューズタイプ回路へと移設することにより、同トラブルに対する改善はもちろん、見た目もオリジナル状態と変わらずスマートな処置が可能となります。
UGではオンラインディーラー診断機であるwiTECH2（ワイテック2）を導入しています。
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