フューエルポンプトラブルによる対処/ダッジチャレンジャー

スターター操作を行っても、セルモーターは廻るがエンジンが全く始動しない、2015yダッジチャレンジャーの修理作業です。

 

エンジンはV6の3.6Lで、診断すると燃圧不良=フューエルポンプから燃料がエンジンに供給されていない状態です。

 

まずはフューエルポンプリレーのシグナルを測定して、ポンプ側に正常な制御電圧が発生しているか点検を進行します。

 

結論から言えば今回のトラブルはフューエルポンプ本体の不具合により発生していたものと判明、新しいフューエルポンプを手配して組み替える事により、無事エンジンも始動。

 

ただし一点気になるのが、フューエルポンプの電源ヒューズに焼損が発生していること。

ポンプモーターの不良によって廻らなくなる状態の前に、劣化によってモーター駆動電流値も上昇していたのに起因してしまったのか、接点容量の少ないミニブレードヒューズは通電熱により焼損状態に陥り、この状態が進行すると通電不良が発生します。

 

もちろんヒューズの焼損発生の場合は、相手側となるヒューズボックス側の挿入接点部も焼損ダメージが発生していると考えられます。

その対処としてUGでは、Mopar製リペアハーネスキットを使用して焼損が発生したヒューズの移設処置を推奨しています。

 

このリペアキットを使用してフューエルポンプヒューズ回路の移設配線処置を施し、使用するヒューズもより接点容量の多いボックスタイプのヒューズに変更されるので、後の接点不良トラブルも回避できます。

 

UGではオンラインディーラー診断機であるwiTECH2(ワイテック2)を導入しています。

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