エアコンコンプレッサーが入らなくなる理由/ダッジチャージャー

時折エアコンのコンプレッサーが入らなくなる…今回修理お預かりした2013yダッジチャージャーでは、事例の多いトラブルのひとつです。

 

エアコンのコンプレッサーが入らない=まずエアコンガスの残量不足が無いか?点検することが多いですが、その症状が「時折」となると電源等の制御系トラブルを疑うことになります。

一般的にはリレーや操作パネル側のスイッチング不良や、圧力センサー等の誤作動によるカットオフ等が思い浮かぶかと思います。

 

しかしこのモデルのチャージャーや300C等では、コンプレッサー電源であるヒューズの接触不良により、状況によってコンプレッサーが作動しなくなるケースが多いです。

今回のチャージャーもユーザー様の方でヒューズを確認したところ、その接点が黒く焼損しており=通電不良に陥っている状態と判明。

 

新品のヒューズに交換すれば通電状態は回復してコンプレッサーが入るようになったみたいですが、ヒューズの焼損によりヒューズホルダー側も同様に焼損しているので、継続的な改善は見込まれません。

 

これは使用されているミニブレードヒューズの接点容量的な問題により、通電時間によって熱を帯びてヒューズが焼損するトラブル。

このような場合、UGではMopar純正リペアハーネスを使用して、ヒューズホルダーの位置変更/配線処置を実施して対処しています。

 

これにより接点容量の少ないミニブレードヒューズから、ボックスタイプのヒューズホルダー側へと位置変更を行い、余裕ある接点容量によって再発を未然に防ぎます。

 

UGではオンラインディーラー診断機であるwiTECH2(ワイテック2)を導入しています。

クライスラー/ダッジ系だけでも年間400件以上の各種メンテナンスご入庫を頂いているUGでは、連日オンラインによる診断/プログラム作業を行っています。(2024y度 年間クライスラー&ダッジ修理入庫実績425台)

UGでは今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、メンテナンスでお困りの方は ユーザー様/業者様問わず ご縁慮無くお問い合わせ下さい。

 

UG/yoshida



*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください

 また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備

クライスラー&ダッジディーラー診断機 WiTECH2.0(ワイテック2)導入/FCAコーディングソフト完備

フォードFDRS/IDS(VCM3)各種ECUプログラミング可能/ForSCAN完備

GM診断アプリケーション GDS2/TECH2(MDI2)サービスプログラミングシステム対応

ベンツDAS/XENTRY完備&コーディングソフト完備

BMWテスターISPI NEXT(ISTA-D/ISTA-P)完備 各種プログラミング可能 

VW/アウディ専用診断機 Odis完備 各種プログラミング可能 その他 各車種対応AUTEL各種診断機/VCDS等多彩に取り揃えています。

img_2210

アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を

 平日10:00~19:00  土/日/祝 11:00~18:00  定休日/毎週水曜日

 

トップページへ戻る