エンジンオイル交換作業をしていてドレンボルトからオイルを排出すると、樹脂片のような残骸が一緒に出てきた…という案件にて修理お預かりした、LCモデル/ダッジチャレンジャーの作業です。
先の症状で考えられる要因としては、タイミングチェーンガイドの破損トラブルによるものなどが挙げられます。
多くのエンジンではタイミングチェーンのガイドレールに樹脂製品が採用され、経年劣化による摩耗等で破損トラブルに陥る場合があります。
今回のLCチャレンジャーでもガイドレールの樹脂部摩耗により、金属製ガイドレールマウントのみの状態になっていました。
実はこのLCモデルのチャレンジャー/~2013yまでの5.7L/HEMIエンジンでは、金属製マウントが存在しない樹脂成型一体式のガイドレールが装着されており、今回のようにガイドレール摩耗等による破損トラブルを引き起こすと、タイミングチェーンがレール保持されずにエンジンに重大な損傷を与えてしまう危険性が存在します。
その危険性はメーカーも把握しており、後にリコールとして対策されたチェーンガイドレールが同梱されたタイミングチェーンパッケージがリリースされています。
今回作業を行ったLC/チャレンジャーではチェーンガイドレールが既に対策済でしたが、経年劣化による樹脂部レールの摩耗によって破損している状態でした。
既存の樹脂製一体成型のものとは異なりアルミ製のレールマウントに樹脂製のガイドレールが形成されているので、今回のように摩耗/破損しても金属製ガイドレールマウントによりバルブタイミングトラブルも回避→エンジンの重大な損傷トラブルも未然に防げる確率が上昇します。
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