
アクティブブレーキアシスト機能に対する故障メッセージが表示されてしまっている、W176モデル/ベンツA180の点検/修理作業です。

DTC(故障メッセージ)を確認すると、DTR(ディストロニックエレクトリックコンポーネント)の水平調整角度の実測値が、基準値外にあります。

DTRはフロントグリル中央に取り付けられているレーダーセンサーで、アクティブブレーキアシスト機能はDTRとマルチパーパスカメラによって先行車や横からの飛び出し等の危険性を検知し、警告音やブレーキ圧力制御によって制動力を高める衝突回避被害軽減装置となります。

今回の不具合では、レーダーセンサーであるDTRの水平調整位置が大幅にズレてしまっている為、DTRの検知値に問題が生じてブレーキアシスト機能が使えなくなっている状態です。

DTR調整箇所の劣化によるズレや、過去の事故等によって取り付け部が損傷している等、様々な要因によって機械的に取り付け位置(アライメント)が狂ってしまっているケースでは、まず手動調整にて水平基準位置を求めます。

その後XENTRYにて調整走行プロセスを実行し、実測値が100%に満たせば作動開始状態が完了となり、先の警告表示トラブルも解決となります。

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