
車高が低下して上がらず、エアマチックサスペンションの警告ランプも点灯してしまっているという案件にて業者様よりお預かりした、X166モデル/ベンツGLS63の点検/修理です。
約1年前にエアマチックのリークトラブル(エア漏れ)にてエアサスのストラットやコンプレッサーを交換したらしく、実際今回の状況ではエアマチックのコンプレッサーは作動しているのですが、車高が上がってくれない状態です。

エアマチックのDTC(故障コード)を確認すると、何れかの箇所よりエアリーク(エア漏れ)を疑う内容のコードを検知しており、それに伴ってか車両レベルのキャリブレーションも喪失している状況です。

まずはエアマチックのニューマチックテストを進行していくと、メインアキュームレーター間のプレッシャー値が基準値まで上がらない状態と判明。
もちろんエアマチックポンプの吐出圧は基準値に達している状況下でのテストであり、この状態では適正な車高まで上げることが出来ず=その後のキャリブレーションプロセスを進行することは出来ません。

エアマチックのメインアキュームレーターは車両後方側に設置されており、念のためタンクを取り外して水槽でのリークチェックを行うことに。

結果、メインアキュームレーターまでの配管等もバイパスしてテストしましたが、外的リーク箇所は一切存在せず。
しかしメインアキュームレーター回路のみプレッシャー値が基準未満の為、考えられるのはバルブブロックでの内部リークトラブルと予測。

エアマチックバルブブロックの交換処置後は、各ニューマチックテストも無事クリア可能な状態に。

この状態であればレベルキャリブレーションのプロセスも進行可能となり、エアマチックサスペンションの正常制御も復帰しました。

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