存在しないエバポレーター温度センサー/シボレーサバーバン

暫く走行するとエアコンの吹き出し口からの風量が低下し、エアコンの効きが悪くなる症状が発生する、2007yシボレーサバーバンの修理作業です。

 

HVAC(エアコン)コントロールユニットのDTC(故障コード)を確認すると、B3933/エアコンエバポレータ温度センサーに対する不具合が現在値にて検知されています。

 

エバポレーターの温度センサ値が監視できないため、エバポレータコア等の低圧回路が凍結してしまい、HVAC吹き出し口からの風量低下を招いてしまっています。

 

しかしテスターにてHVACコントロールの制御データを確認しても、エバポレータ温度センサーの実測が存在していません。

というのも2007yから2009yまでのモデルでは、そもそもエバポレータ温度センサーが装備されていません。

 

この不思議な不具合の原因の多くは、以前にHVACコントロールヘッドを交換した後にプログラミングを行わなかったことが原因で発生している可能性が高く、メーカーのブルティン情報でも注意喚起を促しています。

2010y以降はエバポレーター温度センサーが採用されているので、モデル年式ごとの車両仕様に合わせてモジュールを設定するには、HVACコントロールヘッドのプログラミングが必要となります。

 

2010y以降に供給されているHVACヘッドコントロールユニットでは、エバポレーター温度センサーがデフォルトで設定されている仕様となるので、モデル年式に適合したキャリブレーションを選択して、車両のコントロールユニットをリプログラムすることで上記事例の多くは解決できる可能性が高いです。

 

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