インジェクターノズル交換と噴霧量調整/ベンツE220d

チェックエンジン警告ランプが点灯して、エンジン不調症状が発生している、W212モデル/ベンツE220dの修理作業です。

 

体感的には何れかの気筒が失火しているかのうような症状ですが、現車はディーゼルエンジンとなるので、もちろんスパークプラグ/イグニッションコイルといった点火回路は存在していません。

 

DTC(故障コード)を確認すると、No3シリンダーの運転パラメータ認識に対する機能障害を検知しており、スムーズ作動実測を確認してもNo3シリンダーのパワーバランスが崩れているのが分かります。

 

特定シリンダーの動作制御が設定数値から外れてしまっている場合、圧縮圧力の測定や燃料噴射量制御の点検/診断を順番に行うことになります。

 

結果、今回のW212では、No3シリンダーのインジェクターノズルの不具合によるものと判明。

新しいインジェクターノズルを取り寄せて、組み換え作業を進行します。

 

個々のインジェクターノズルには噴射量調整値が各々設定されている為、交換するインジェクターノズルに刻印されているマトリックスコードをXENTRYにてコーディング処理します。

このプロセスを実行しないとインジェクターノズルの噴射量調整値の相違により、エンジン不調/始動性悪化の症状が発生します。

 

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