チェックエンジン警告が点灯し、ミッションが変速しなくなるという、07yダッジマグナムの診断です。
MicroPOD2を接続して、wiTECH2.0(クライスラーメーカーオンライン診断Webワイテック2)を起動。
ミッションを制御するECUであるTCM(トランスミッションコントロールモジュール)に記されたDTCは、インプットシャフトスピードセンサーのシグナル不良。
インプットシャフトのスピードセンサー値入力不良により、TCMが制御を行うことが出来ず、エマージェンシーモード=3速ホールド状態に陥ります。
今回のマグナムに搭載されているATミッションは、NAG1型5速ATなので、バルブボディを降ろして電子制御部に着手します。
取外したバルブボディの上部に、電子制御部位であるエレクトリカルプレートが鎮座しています。
ベンツ初の電子制御式ATミッションである722.6型と共通なので、新品のエレクトリカルプレートは「ベンツ」の箱に梱包された状態で供給されています。(ラベルのみMoparに張替え)
このエレクトリカルプレート中央の丸い2つのセンサーが、今回ダメになってしまったインプットシャフトセンサー部位。
インプットセンサーが2系統存在する理由は、コンバーターのスリップを検知する事によりロックアップ領域を広げ、燃費に貢献しています。
エレクトリカルプレートの組替後は、ATF温度の実測をwiTECH2により確認しながら規定量のATFを注入し、TCMの制御実測を再度確認し完了です。
UGでは現在、既存のwiTECH1.0とは別に、オンラインWebディーラー診断機であるwiTECH2.0を導入しています。
2018y以降はwiTECH1.0ではオンラインによる診断は不可能になりますが、UGでは常にディーラーレベルと同様の環境を保つ為、wiTECH2.0アクセス権を取得。
今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、クライスラーの日本撤退後もご安心ください。
UG/yoshida
*当社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください
また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備
2018y以降対応/オンラインWiTECH2.0(Web/wiTECH)導入 テックオーソリティライセンス年間契約
フォードIDS/VCM2導入済み(各種プログラミング可能)
GM次世代診断アプリケーション GDS2/TECH2(最新インターフェイスMDI2)オンラインTis完備/各種プログラム可能
ベンツDAS/XENTRY完備(SCNコーディング可能)コーディングソフトVEDIAMO その他 各車種対応AUTELテスター/DENSO DST-i等多彩に取り揃えています。
アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を
平日10:00~20:00 土/日/祝 12:00~18:00 定休日/毎週水曜日
2015yダッジチャレンジャー用/ウインカーCANBUSアダプター販売
車輌のCANラインより、ウインカーの出力信号を取り出す、灯火類改善用のCANBUSアダプターです。
北米デイライト対策等でお困りの業者様、これがあれば容易に日本仕様への灯火類改善が可能です。
お問い合わせは冨田/吉田まで(業者様専用部品ですので、一般の方への販売はお断りすることがございます)
クライスラー/ダッジ LEDウインカー改善用 ハイフラキャンセラーも単体販売可能
日本仕様への灯火類改善作業に伴い、オリジナルのウインカー出力とは別に配線を施す作業が多々必要なアメ車。
しかし現行モデルのLEDウインカー採用車で、FAULT SENSEラインがランプに接続されている車両は、既存のように抵抗等のダミー回路ではハイフラをキャンセルすることは不可能です。
この小さなユニットひとつで最大4箇所のウインカーハイフラキャンセルが可能です。
US本国仕様4灯ブレーキ/スモール同時点灯&スイッチバック式ウインカーアンバー点滅。
~2010yチャージャー/~2014yチャレンジャー等、ご興味のある方は、お気軽にご連絡ください。
純正HEMIネームプレートをベースにレーザー加工にて製作したUGオリジナル「HEMI」LEDビームエンブレム。
エンブレムのアート化もしくは補助サイドウインカーとして…厚さ僅か3mmとオリジナルの外観を崩さず、均等かつ鮮明に発光します。
注意:車両側に配線を通す穴あけ加工が必要です