業者様より修理依頼でご入庫いただいた、06yのダッジマグナム5.7HEMIの診断です。
具体的な症状は、エンジンを始動してアイドリングで停車していると、時折りメーターディスプレイの警告ランプの全てが点滅して、その症状とともに警告音も発生。
また、同時にタコメーターも正確なエンジン回転数を示さない状態です。
念のため、バッテリー端子及びヒューズボックスに接続されるB端子の緩みが無いかだけチェックし、あとはwiTECH2.0(ワイテック2)を現車に接続して各ECUの診断作業を実施していきます。
これだけの不具合が多発しているので当たり前ですが、各ECUに入力されているDTC(故障コード)は多岐に存在しています。
入力されるDTCの条件をもとに絞り込んで診断していき…結論から言えば、FCM(フロントコントロールモジュール)の制御不良に対するチェック作業へ。
FCMはフロントのヒューズボックスに接続され、車両の電気システム回路の保護及び配電制御等を行うECUです。
診断した結果、CANを含む各回路からの受信データーに基づく電力制御が、内部不良にて正常に機能しない状態に陥っています。
このFCM(フロントコントロールモジュール)による故障事例は多く、後期の電子キータイプでは制御システムの変更により廃止されています。
新しいFCMに変更後は、必要とする新しいキャリブレーションをメーカーサーバーよりダウンロードし、交換したFCMへフラッシュ作業。
作業完了した後は、しばらくエンジンを始動して正常に機能しているかチェックを行い、完成検査も終了です。
UGでは既に昨年より、既存のwiTECH1.0とは別に、オンラインWebディーラー診断機であるwiTECH2(ワイテック2)を導入しています。
クライスラー/ダッジの最新ディーラー診断機であるwiTECH2.0(ワイテック2)は、2018y以降も全車両オンラインによる診断及び修理に対する各種プログラミング作業が可能。
常時オンライン状態で起動している為、定期的な診断機のアップデートにより、常に最新状態のアフターサポートが可能。
UGでは今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、クライスラーの日本撤退後もご安心ください。
UG/yoshida
*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください
また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備
2015y以降対応WiTECH/microPODⅡ導入 メーカーオンラインライセンス年間契約(Witech及びテックオーソリティ)
フォードIDS/VCM2導入済み
GM次世代診断アプリケーション GDS2/TECH2(最新インターフェイスMDI2)オンラインTis完備/各種プログラム可能
ベンツDAS/XENTRY完備(SCNコーディング可能)コーディングソフトVEDIAMO その他 各車種対応AUTELテスター/DENSO DST-i等多彩に取り揃えています。
アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を
平日10:00~20:00 土/日/祝 12:00~18:00 定休日/毎週水曜日
2015yダッジチャレンジャー用/ウインカーCANBUSアダプター販売
車輌のCANラインより、ウインカーの出力信号を取り出す、灯火類改善用のCANBUSアダプターです。
北米デイライト対策等でお困りの業者様、これがあれば容易に日本仕様への灯火類改善が可能です。
お問い合わせは冨田/吉田まで(業者様専用部品ですので、一般の方への販売はお断りすることがございます)
クライスラー/ダッジ LEDウインカー改善用 ハイフラキャンセラーも単体販売可能
日本仕様への灯火類改善作業に伴い、オリジナルのウインカー出力とは別に配線を施す作業が多々必要なアメ車。
しかし現行モデルのLEDウインカー採用車で、FAULT SENSEラインがランプに接続されている車両は、既存のように抵抗等のダミー回路ではハイフラをキャンセルすることは不可能です。
この小さなユニットひとつで最大4箇所のウインカーハイフラキャンセルが可能です。
SRTヘルキャット×DIABLOの組み合わせで、未知なるDemon(デーモン)スペックの領域へ…
DynaPackによる実測にて、800psを軽く上回る821psをマーク。
UGでは各メーカー用DIABLOSPORT/inTune常時在庫しています。