ABS及びエンジンのチェックランプが点灯し、ミッションも変速しなくなったということで修理お預かりしていた、2005yダッジマグナムの作業内容です。
wiTECH2.0(ワイテック2)を接続してECU診断を実施すると、多くのDTCが入力されている状態。
その中でも、今回の不具合に直接関与している元凶は、ABSモジュールの通信喪失。
ABSを制御するECUがwiTECH2.0と全く通信せず、ユニットがスリープしている状態です。
エンジンルームの右前にある、ABSハイドロリックモジュール横に装着されているABSエレクトリックモジュールの、電源及びCAN配線等を点検した結果、
ABSエレクトロユニット部の内部不良と判明。
ABSユニットは、その名のごとくABSブレーキを制御するため、各車輪の車速センサーの信号が直接入力されているECUです。
ユニットの内部不良により全く機能しなくなったABSユニットは、各車輪から入力された車速センサーの情報をCANにて送信することを行えません。
そのため、ミッションを制御するTCM(トランスミッションコントロールモジュール)は、変速制御を行ううえで重要な車速情報を入手できず、その制御を止めてしまう(エマージェンシーモード)に陥っていました。
新しいABSモジュールへと交換作業後は、wiTECH2.0にてESP初期化に伴うルーチンを実行した後に制御機能が開始します。
…たまたまなのか、この数ヶ月でよく似たクライスラー/ダッジ系のABSモジュールトラブルが数台ありました…。
UGではオンラインWebディーラー診断機であるwiTECH2(ワイテック2)を導入しています。
クライスラー/ダッジの最新ディーラー診断機であるwiTECH2.0(ワイテック2)は、2018y以降も全車両オンラインによる診断及び修理に対する各種プログラミング作業が可能。
常時オンライン状態で起動している為、定期的な診断機のアップデートにより、常に最新状態のアフターサポートが可能。
UGでは今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、メンテナンスでお困りの方は ユーザー様/業者様問わず ご縁慮無くお問い合わせ下さい。
UG/yoshida
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