ブレーキ整備に対するメンテナンスモード/ベンツC220d

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車検にて初めてUGにご入庫いただいた、W205型ベンツC220dの作業です。

新車から3年目の初めての検査ということで、XENTRYによる診断も特に異常は見受けられず。

ベンツが定める各点検項目に基づいてチェックを行い、エンジンオイルを始めクーラントやブレーキオイルといった油脂類の定期交換と、アドブルーの補充とレベルリセット。

あと、エアエレメントやACフィルター(内気用及び外気用の双方)に各ワイパーブレードの他、

 

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リアのブレーキパッド残量が少なめだったので、交換作業です。

 

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ただしW205系は、既にサイドブレーキモーターがキャリパーに備わった電動式になるので、交換作業をする前にフィッティングポジションへの移行が必要です。

その手順を誤ると、エラーの発生や最悪キャリパーを破損してしまいます。

 

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と言っても特に難しい操作は必要とせず、ベンツの場合はテスターを使用せずともマルチファンクションスイッチの「ある操作」で、整備に関する裏画面が表示されます。

その操作法は、エンジンフードを閉めた状態で、プッシュスタートスイッチをキーポジション1(ブレーキを踏まずにキーONのひとつ手前です)にし、マルチファンクションスイッチの通話ボタンを押しっぱなしで保持。

 

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その状態のまま1秒以内にOKボタンを押して、同じく押したまま保持します。

 

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すると約5秒後に、メーターディスプレイにワークショップメニューが表示されるので、ブレーキパッド交換の際はその項目を選択します。

 

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するとリアのブレーキが、フィッティングポジションへ移動するので、キーをオフにして作業を行います。

その際、誤動作防止の為、必ずキーを車外に保管するにします。

 

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このフィッティングポジションに移動している状態では、メーターの警告が点灯/点滅します。

また、このポジションに移動している間は、絶対にブレーキ操作を行ってはいけません

 

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作業完了後は、先の動作と同じ操作を行い解除を行い、念のためXENTRYによる正常動作の確認をして終了。

磨耗したタイヤも4本交換させていただき、無事明日の納車準備が整いました。

 

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