修理でお預かりして、少し悩まされている…03yベンツG500、通称ゲレンデヴァーゲン。
というのも…症状は、朝エンジンかけた直後に、一連の電機廻りが作動しなくなるという。
しかし、再度かけなおすと正常に戻り、その後はほぼ1日症状の再発はせず。
しかも、毎朝一番エンジンかけた時に必ず症状が発生するとも限らず、症状がでないときは全く正常のまま。
約1週間かけて、症状の確認とDAS(ベンツ純正メーカーテスター)による実測の診断を繰り返し。
すると、症状が発生したときにDASを接続していると、そのときはDASが、とある場面でフリーズを起こすことが判明=症状発生時に、テスターでの診断が不可能。
この症状…どうも車両を構成する数あるユニットの何れかが、CAN(コントロールエリアネットワーク)トラブルにより、CANライン上に妨害信号を発してしまっている可能性。(テスターもCANラインに入り込んで接続されるため)
こうなってくると、やっかいで…ひとつひとつアナログ的に…しかし症状の発生率も低いので、時間は少々要しましたが
診断を繰り返し進めた結果、どうもコレが怪しい。
単なるヒューズボックスでは無く、ベンツの場合はSAMコントロールモジュールと呼ばれ、
裏側にモジュールを兼ね備えてます。
エレクトリカルベーシックモジュールとも言われ、このゲレンデにはSAMがフロントとリアの2箇所に装備されています。
もちろんモジュールなので、部品を交換する際は現車に装着した後、DASによる作動開始…いわゆるコーディング(プログラム)が必用です。
UG/yoshida
*当社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください
また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備
2015y以降対応WiTECH/microPODⅡ導入 メーカーオンラインライセンス取得
ベンツDAS/XENTRY完備(SCNコーディング可能) その他GM/フォード等専用テスター完備
アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を
2015yダッジチャレンジャー用/ウインカーCANBUSアダプター販売
車輌のCANラインより、ウインカーの出力信号を取り出す、灯火類改善用のCANBUSアダプターです。
北米デイライト対策等でお困りの業者様、これがあれば容易に日本仕様への灯火類改善が可能です。
お問い合わせは冨田/吉田まで(業者様専用部品ですので、一般の方への販売はお断りすることがございます)
*オプションにてシーケンシャルウインカーCANBUS及びアダプティブブレーキランプCANBUS等も開発済みです。
クライスラー/ダッジ LEDウインカー改善用 ハイフラキャンセラーも単体販売可能
日本仕様への灯火類改善作業に伴い、オリジナルのウインカー出力とは別に配線を施す作業が多々必要なアメ車。
しかし現行モデルのLEDウインカー採用車で、FAULT SENSEラインがランプに接続されている車両は、既存のように抵抗等のダミー回路ではハイフラをキャンセルすることは不可能です。
この小さなユニットひとつで最大4箇所のウインカーハイフラキャンセルが可能です。
2012yシボレーカマロ 本国と同じく全灯スモール/ブレーキRED点灯からの日本仕様オレンジウインカー変換点滅
~2014yダッジチャレンジャー等でも、同じ仕様で点灯製作可能です。
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