SAMモジュールの正体 ベンツG500

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修理でお預かりして、少し悩まされている…03yベンツG500、通称ゲレンデヴァーゲン

 

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というのも…症状は、朝エンジンかけた直後に、一連の電機廻りが作動しなくなるという。

しかし、再度かけなおすと正常に戻り、その後はほぼ1日症状の再発はせず。

しかも、毎朝一番エンジンかけた時に必ず症状が発生するとも限らず、症状がでないときは全く正常のまま。

 

 

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約1週間かけて、症状の確認とDAS(ベンツ純正メーカーテスター)による実測の診断を繰り返し。

すると、症状が発生したときにDASを接続していると、そのときはDASが、とある場面でフリーズを起こすことが判明=症状発生時に、テスターでの診断が不可能。

 

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この症状…どうも車両を構成する数あるユニットの何れかが、CAN(コントロールエリアネットワーク)トラブルにより、CANライン上に妨害信号を発してしまっている可能性。(テスターもCANラインに入り込んで接続されるため)

こうなってくると、やっかいで…ひとつひとつアナログ的に…しかし症状の発生率も低いので、時間は少々要しましたが

 

 

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診断を繰り返し進めた結果、どうもコレが怪しい。

単なるヒューズボックスでは無く、ベンツの場合はSAMコントロールモジュールと呼ばれ、

 

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裏側にモジュールを兼ね備えてます。

エレクトリカルベーシックモジュールとも言われ、このゲレンデにはSAMがフロントとリアの2箇所に装備されています。

 

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もちろんモジュールなので、部品を交換する際は現車に装着した後、DASによる作動開始…いわゆるコーディング(プログラム)が必用です。

 

UG/yoshida



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UG/yoshida

 

 

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