車検整備にてお預かりしている、クライスラー300の限定モデル、Moparとのコラボレーションで生まれたMopar12です。
特に大きなダメージはなくとも、定期的な油脂類の交換は必要。
定期交換油脂類の代名詞であるエンジンオイル交換の他、冷却水であるクーラントにブレーキオイル。
そして今回の車検では、ATフィルターを含めたATFの交換作業。
5.7HEMIエンジンに採用されているNAG1型5速ATに限らず、ATのフィルターを交換する際は、オイルパンの取外しが必要。
交換する部品は3点、フィルターはもちろん、オイルパンのガスケットと、あと電子制御エレクトロカプラー。
ベンツの722.6型AT同様(同一ミッション)、このカプラー部はオイル漏れが発生しやすい部位なので、こういった作業時に同時交換しておいたほうがいいです。
オドメーター上で約60000Kmの、取外したATオイルパン内部とフィルター。
赤色のATフルードは距離に相応して茶色に変色し、フィルターも黒ずんでいます。
そしてオイルパンに貼り付けられている浮遊鉄粉除去用のマグネットは、その原型が一回りおおきくなるくらい異物が付着。
AT内部はディスクの磨耗等により、こういった鉄粉等の異物が発生しますが、ハイドロリックをコントロールするバルブボディには大敵。
オイルパンを外さずに上抜きでATFを交換しただけでは、磁石に付着している鉄粉等異物の除去は出来なく、繊細なバルブボディの油圧通路を詰らせる不安もあります。
定期的なフィルター交換と同時に、鉄粉除去用マグネットの洗浄を行うことで、高額なATトラブルを未然に防ぐことに貢献します。
またNAG15速ATでは、一般的に存在するメンテナンス用レベルゲージが装備していません。
ATF交換の際のフルードレベルの確認/測定は、WiTECH(クライスラー純正正規テスター)等の診断機にて、ATフルードの変化する油温を計測し、油温変化で変動するフルードレベルを専用のツールにて計測。
そういった油温を計測するテスターやレベル測定用ツールの完備が無く、「抜いた量だけ注入する」といったレベル(オイル量)の確認を行わないATF交換作業は、逆にトラブルの原因にもなり得るので、必ずクライスラー/ダッジ専用の整備環境が整った専門店での交換作業を行うようにしてください。
UG/yoshida
*当社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください
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2015y以降対応WiTECH/microPODⅡ導入 メーカーオンラインライセンス年間契約(Witech及びテックオーソリティ)
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2015yダッジチャレンジャー用/ウインカーCANBUSアダプター販売
車輌のCANラインより、ウインカーの出力信号を取り出す、灯火類改善用のCANBUSアダプターです。
北米デイライト対策等でお困りの業者様、これがあれば容易に日本仕様への灯火類改善が可能です。
お問い合わせは冨田/吉田まで(業者様専用部品ですので、一般の方への販売はお断りすることがございます)
クライスラー/ダッジ LEDウインカー改善用 ハイフラキャンセラーも単体販売可能
日本仕様への灯火類改善作業に伴い、オリジナルのウインカー出力とは別に配線を施す作業が多々必要なアメ車。
しかし現行モデルのLEDウインカー採用車で、FAULT SENSEラインがランプに接続されている車両は、既存のように抵抗等のダミー回路ではハイフラをキャンセルすることは不可能です。
この小さなユニットひとつで最大4箇所のウインカーハイフラキャンセルが可能です。
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エンブレムのアート化もしくは補助サイドウインカーとして…厚さ僅か3mmとオリジナルの外観を崩さず、均等かつ鮮明に発光します。
注意:車両側に配線を通す穴あけ加工が必要です