7速ATフルード交換の必要性/ベンツE350

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車検整備で作業中の、W212型ベンツE350ブルーテックアバンギャルドです。

W212型の多くのモデルが、ミッションにVGS制御の7G-Tronic(722.9型/7速AT)を採用しており、50000Km前後でのATF交換が必要とされています。

 

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レベルゲージ及びフルード排出用のドレンを装備していないので、ATF交換の際はオイルパンを取外してフルードを排出します。

 

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722.9型7速ATでは、フルードメンテナンスを怠ったことによるトラブル事例が、多く存在しています。

自動車メーカーによっては「ATF無交換」を謳っているメーカーも存在しますが、そういった神話は7G-Tronicでは当てはまりません。

722.9型ミッションでは、ノーメンテナンスだと約10万キロくらいで、多くの車両がトラブルに遭遇する確立が高くなります。

本来、AT制御の進化 及び製造材質向上等により、基本 ミッションとしての機械的耐久性は向上しています。

 

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しかし、多段変速化によるディスクから発生する、いわゆる磨耗鉄粉等の異物発生率は高くなります

単純に4速ATと7速AT(後退2速)では、約2倍の変速回数が存在するのは容易に理解できるかと思います。

全てのオートマチックミッションでは、繊細な油圧通路を有するバルブボディ部が存在し、こういった鉄粉等の異物を嫌う為 鉄粉除去用のマグネットがオイルパンに装備されています。

 

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ベンツメーカー推奨50000Km毎交換を謳う理由は、こういった異物除去を考慮し、マグネット部を含むオイルパン内部洗浄とフィルターの交換により、異物堆積の超過を防ぎます

UGでは過去に多くの722.9型ATトラブルに対する修理を行っていますが、殆どが業者様や一見ユーザー様からの依頼で、当社管理ユーザー様で定期的にATFメンテナンスを行っている車両では、現在のところVGSトラブルは皆無です。

 

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レベルゲージが存在しない722.9/7速ATでは、オイルの注入は専用のディスペンサーを使用して、オイルパンに設けられている注入用ドレンより圧送して行います。

オイルレベルの測定は、XENTRY(ベンツ純正診断機)にて把握できる、正確な油温管理によるオーバーフロー式

 

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上記の内容により、それらのメンテナンスが行える専用設備が必要となりますので、必ず専門の知識及び環境を有した工場での作業を行うようにしてください。

UGでは最新バージョンであるXENTRY完備により、様々なベンツの診断はもちろん、正規ディーラー以外では不可能と思われている、オンラインによるSCNコーディングも可能

また、コーディングソフトVEDIAMO等の完備により、ディーラーでは行うことの無い各種コーディングによる設定変更等(例えばSBCユニットの延命リセット等)にも対応しています。

 

UG/yoshida



 

*当社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください

 また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備

2015y以降対応WiTECH/microPODⅡ導入 メーカーオンラインライセンス年間契約(Witech及びテックオーソリティ)

フォードIDS/VCM2導入済み

GM次世代診断アプリケーション GDS2/TECH2(最新インターフェイスMDI2)オンラインによるサービスプログラム等常時対応可能

ベンツDAS/XENTRY完備(SCNコーディング可能)&コーディングソフト「VEDIAMO」完備 その他 各車種対応AUTELテスター/DENSO DST-i等多彩に取り揃えています。

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アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を

 平日10:00~20:00  土/日/祝 12:00~18:00  定休日/毎週水曜日

 

 

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2015yダッジチャレンジャー用/ウインカーCANBUSアダプター販売

 車輌のCANラインより、ウインカーの出力信号を取り出す、灯火類改善用のCANBUSアダプターです。

 北米デイライト対策等でお困りの業者様、これがあれば容易に日本仕様への灯火類改善が可能です。

 お問い合わせは冨田/吉田まで(業者様専用部品ですので、一般の方への販売はお断りすることがございます)

 

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クライスラー/ダッジ LEDウインカー改善用 ハイフラキャンセラーも単体販売可能

日本仕様への灯火類改善作業に伴い、オリジナルのウインカー出力とは別に配線を施す作業が多々必要なアメ車。

しかし現行モデルのLEDウインカー採用車で、FAULT SENSEラインがランプに接続されている車両は、既存のように抵抗等のダミー回路ではハイフラをキャンセルすることは不可能です。

この小さなユニットひとつで最大4箇所のウインカーハイフラキャンセルが可能です。

 

 

 

 

US本国仕様4灯ブレーキ/スモール同時点灯&スイッチバック式ウインカーアンバー点滅

~2010yチャージャー/~2014yチャレンジャー等、ご興味のある方は、お気軽にご連絡ください。

 

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純正HEMIネームプレートをベースにレーザー加工にて製作したUGオリジナル「HEMI」LEDビームエンブレム

エンブレムのアート化もしくは補助サイドウインカーとして…厚さ僅か3mmとオリジナルの外観を崩さず、均等かつ鮮明に発光します。

注意:車両側に配線を通す穴あけ加工が必要です

 

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