カムアクチュエーターのオイル漏れ/ベンツE300

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車検整備でお預かり作業をさせていただいた、W212型後期モデルのベンツE300です。

エンジンはM272型の後継モデルにあたるM276型V6/3.5リッターが搭載され、60度バンクに変更された第3世代のリーンバーンダイレクトインジェクション(直噴システム)。

 

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先代のM272エンジン同様、IN/EX共に可変バルブタイミングを採用しているのですが、M272エンジンの頃と同様にそのアクチュエーターのシールリング劣化によるオイル漏れが発生。

 

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…と思いきや、アクチュエーターが装着されているフロントカバーのシール部からオイルが滲んできているので、カバーAssyを取外してシール処理による作業です。

 

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ただしこのM276型エンジンでは、右バンク側のフロントカバーを取外す際にインテークマニが被っているので、インテークマニAssyをまず取外さなければアプローチ出来ません。

 

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その後カバーを取外し、漏れたオイルによる汚れを綺麗に洗浄して組み付け。

 

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その他の作業も全て完了した後は、XENTRYによる最終チェックを行い作業完了です。

UGではベンツ専用診断機である「XENTRY/DAS」を完備し、アメ車のみならずベンツの修理も数多く承っております(2017y度 年間ベンツ修理入庫実績164台)

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