ドアロック操作を行っても、運転席ドアだけロック作動が全くしなくなった、W204型ベンツC200の修理です。
点検した結果、不具合の原因は、単純にドアロックアクチュエーターのモーター劣化により動作を行わなくなったもの。
運転席ドアのトリム類を分解して、新しいドアロックアクチュエーターと組替です。
…といってもベンツの場合は、ドアの内張りを外しただけでは、ドアのECU以外は殆どアクセス不可能。
多数の巨大なリベットで留まっている強固なインナーパネルを取外して…ウインドレギュレターやドアハンドルメカニズムも全てパネルに装着されているので、ドアウインドも全て外さなければいけません。
取外したパネルに装着されているメカニズムから、ドアロックアクチュエーター部のみを組替えて、元通りにドアへと組み付けていきます。
Cクラスといえども この辺りの頑丈な造りが「ベンツらしさ」なのですが、作業をする側としては…。
アクチュエーターを組替えて正常復帰を確認した後は、XENTRYにてショートテストを実施、及びドア分解に対する各種設定（ウインド位置等）を行って終了です。
UGではベンツ専用診断機である「XENTRY/DAS」を完備し、アメ車のみならずベンツの修理も数多く承っております（2018y度 年間ベンツ修理入庫実績200台）
あらゆるクラスの各種故障診断はもちろん、ECU交換の際に必要なオンラインによるSCNコーディング等、ディーラーレベルの作業が可能です。
また、ディーラーでは行うことの無い、各種コーディング変更等も修理作業にて実施（例：一部の中古部品プログラム変更による同期/SBC作動時間超過に対するリセット処置等/その他TVアクティブ化やデイライト等の各種カスタムコーディング）
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UG/yoshida
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