加速時の失火原因/フォードF150

 

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点検整備にてメンテナンスを行った、2005yフォードF150の作業です。

 

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試運転を行なうと、通常走行では普通ですが、特に登板道路での加速時にノックするような加速感…負荷がかかった時に、失火してしまっている状態です。

 

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IDSにてパワーバランスを確認すると、No7シリンダーの落込みが診られ、DTCも入力されてしまっています。

 

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一般的に失火=ミスファイヤーの原因箇所は、イグニッションコイルの不良が最も症例の多い内容ですが、この3バルブエンジンではスパークプラグだけに原因があることが多い気がします

このエンジンでは、専用の少し変わった形状のロングリーチタイプが採用されていますが、その構造上プラグのガイシを覆っている金属部がシリンダーヘッドに固着することが多く、取り外す際に折れる可能性があるので注意が必要。

 

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折れてしまった際は専用のリムーバーを使用すれば、殆どのケースで救出可能ですが、今回のF150では無事全てのプラグが折れずに交換出来ました。

 

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全気筒のスパークプラグ交換後は、パワーバランスによる実測でも全気筒均等なバランスが保たれているのがグラフにて確認でき、ロードテストによる加速時の違和感も解消できました。

 

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その他の作業としては、ガタが発生していたフロントのハブを新調し、エンジンオイルをはじめブレーキオイルやラジエターのクーラントといった定期交換油脂類の入替にて完了です。

 

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