業者様よりATミッションのフィルター及びフルード交換のご依頼でお預かりした、9PA型前期モデルのポルシェカイエンターボの作業です。
使用されているATミッションは、ドライバーが手動でギアチェンジ出来る機能を持つティプトロニックで、ポルシェが最初に導入したシステムです。
ミッション本体は電子制御式の6速ATですが、ポルシェの場合は年式やモデルによって、ZF製やベンツ製等のティプトロマチックミッションが存在します。
よくATF交換の必要性について賛否両論がありますが、個人的には50000Km以上走行しているATミッションは、ATF及びフィルターの定期交換時期だと考えます。
ATFを定期的に交換すればATミッションのトラブルは100%回避出来る訳では無いですが、ATミッションがダメになったらリビルト品に載せかえるという裕福な考え方で無い限り、劣化したATF及びフィルターの交換と同時に内部堆積した磨耗鉄粉の清掃により、トラブルが発生するリスクは低くなるので推奨します。
但し、昔から言われていることですが、10万キロ以上未交換の場合は、逆に滑りを誘発する可能性があるので注意が必要。
最近のATミッションは、使用されている材質や電子制御の進化によって、その可能性も少なくなりましたが、そういった観点からも5~7万キロ以内でフルード/フィルターのリフレッシュを考えるべきだと思います。(注:搭載されているATミッションによっては、もっと早いサイクルでATF交換を推奨しているものもあります)
上記で推奨するATF交換は、いわゆるオイルパン脱着を伴うフィルター交換及びオイルパン内部洗浄の内容で、ゲージ付きATミッションでの上抜きのみの入替だけでは不十分です。
近年ではATF用ゲージが存在するミッションの少なくなり、この初代カイエンのティプトロニックですら既にゲージなどは存在しません(上抜き不可能)。
ATF注入用ドレンより指定ATFを圧送注入し、テスターによるATF温度管理によるオーバーフロー測定にてATFレベルを調整します。
UGでは各種様々な診断機器(テスター)の完備により、多くの輸入車に対する一般的なメンテナンスに対応可能です。(各車 ATF交換やEPB解除によるブレーキパッド交換等)
もちろんメンテナンス時期警告に対するリセット更新(インターバルリセット)も、殆どの輸入車で対応可能なので、お困りの方はお気軽にお問い合わせ下さい。
UG/yoshida
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