ディストロニック機能不具合の原因/ベンツCLA180

 

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時折り、ディストロニック不具合の警告が表示し、その機能が使用できなくなるトラブルで入庫した、W117型ベンツCLA180の診断です。

先に某ディーラーで診断された際、レーダーセンサーの交換が必要と伝えられたらしく、その修理金額は…ということで、弊社で再度診断です。

 

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W117に装備されるディストロニックコントロールは、フロントグリル内に装備されているレーダーセンサーにて先行車両を認識に、最適な車間距離のキープ及び斜線維持もサポートする安心機能です。

 

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XENTRYを使用してDTR(ディストロニック)コントロールを診断すると、レーダーセンサーがその機能をブロックしたイベントメモリーが存在しています。

これは、DTRレーダーセンサー面の汚れや劣化によって、先行車の認識機能が正常に行えない状態時に発生するトラブル。

レーダーが明らかに汚れている場合は、清掃等によって復帰維持することもあるのでしょうが、そうでない場合は交換しなければ確実な復帰は見込めないことも多いです。

 

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しかし現車のグリルセンターにあるDTRカバー(メルセデススターマーク)を取外して確認すると、まさかのDTRマウントクリップ劣化によりレーダーが脱落している状態

正常な位置に固定されていないので、先行車両の認識機能に影響しエラー状態と判明。

 

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1個数百円のマウントクリップを新調してDTRを元の位置へ固定及び清掃を行い、XENTRYを使用してテスト手順の実行

無事、数キロに渡るテスト走行でも問題なく機能したのを確認し、DTR機能の復帰完了です。

 

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