PCM不具合によるプログラムとセキュリティコード/ダッジデュランゴ

 

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エンジンの制御不具合にて、業者様より修理お預かりさせていただいた、2012yダッジデュランゴの診断です。

 

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具体的な症状は、エンジンの始動性が極端に悪く、冷間時はまともにアイドリングも維持できない状態です。

 

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wiTECH2.0(ワイテック2)によるDTC(故障コード)診断では、電子スロットルに対する各種エラーに入力されており、スロットルの作動制御値も正常ではありません。

 

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上記のエラーから判断するに、スロットルアクチュエーターの内部不具合の可能性がまず考えられます。

 

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しかし今回のデュランゴでは、スロットルを含むエンジンの各種制御を行なうECUであるPCM(パワートレインコントロールモジュール)が、不具合の元凶だと判明。

 

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新品のPCMを手配して、現車へ取付した後にマッチング作業の実施です。

 

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オンラインにて現車に適合した5.7L/HEMIエンジンのキャリブレーションをダウンロードし、現車のPCMへとフラッシュ作業

 

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その後、現車のシリアルナンバーと同期させるため、PIN(Personal Identification Number)コードの入力が必要となります。

 

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ダッジ/クライスラー系では各車固有に存在する4桁のセキュリティコードで、キー登録等を行なう際にも必要なコードです。

 

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誤りの無い4桁のPINコードを入力すれば、VINの書き込みが可能になり、PCMが正常起動を行います。

 

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あとは現車に対して各種学習等の作業を実施して、ロードテスト及び制御実測値の再確認を行い、正常復帰を確認して作業完了です。

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