急遽、業者様よりSBCサービスリミット延長プログラムのご依頼を頂き、ご入庫されたR230型ベンツSL500のクイック作業です。
SBCのハイドロリックユニットがサービスリミットに達すると、ブレーキに対する警告メッセージが表示され、一般的なテスター操作では消去不可能です。
ご依頼頂いた業者様の方で点検した結果、SBCハイドロリックユニットがサービスリミットに達しているのを確認され、リプログラミングのために弊社のほうへ持ち込まれました。
サービスリミットとは、電子制御ブレーキであるSBCハイドロリックユニットの開発製造時に、メーカーが定めた運転時間に対する期限です。
このDTCが入力される運転時間に達すると、メンテナンスリセットのように一般的なテスター操作ではリセット出来ません。
これは先に述べたように、SBC運転時間に対するメーカーが定めた期限なので、期限が過ぎた(サービスリミットに達した)SBCハイドロリックユニットは、機能上の不具合が発生していなくとも新品部品へと交換を促すためです。
この運転時間に対する実測確認は、一般的な診断モードによるデーター表示では確認できません。
SBCプログラムの開発データー内にあるLiveTime数値が、サービスリミットに対する運転時間実測のひとつで、今回のR230では「644530」と刻まれています。
通常の診断修理では触ることの無い開発データー内の、あらゆる箇所の数値を操作してプログラムを進めると、
一般的にはリセット出来ないと言われるLiveTime数値が「0」へとコーディング可能です。
この状態になると、修理するには新品交換しか無いと言われるサービスリミットのDTCが消去でき、もちろんメーター警告も点かずSBC機能に対する弊害もありません。
*本内容は、BOSCH社が製造時に定めたSBCハイドロリックユニットのサービスリミットを延長するプログラムによる対処であり、SBCハイドロリックユニット自体の劣化を修正しうるものではありません。
以上の内容をご理解頂き、ご希望の方はご連絡お願いします。
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