変速時の異常に対するリプログラミング/フォードF250

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この度、初めて修理でご入庫いただいた、2012yフォードF250スーパーデューティーです。

 

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不具合内容は、時折りミッションのシフトアップ時に異常衝撃と共に変速したりする症状で、特に冷間時に発生しやすい状態です。

具体的な症状としては、例えば2速から3速にATが変速する際、一瞬抜けた状態から急激に繋がったり、状況によってはシフトダウンしたり…。

 

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しかし、それだけ顕著に症状が発生しているにも係らず、IDSによる診断ではミッションに対するDTC(故障コード)等のエラーは何も検知していません。

 

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このF250に搭載されているミッションは、トルクシフト6と呼ばれる6R140の6速電子制御式ATミッション

実はメーカーからリリースされているTSB(TechnicalServiceBulletin)情報によると、トルクシフト6トランスミッションを搭載した2012yモデルのFスーパーデューティーの中には、間欠的に激しいシフトアップまたはシフトダウン症状を示すものが存在するとされています。

 

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この対応として、IDSを使用してECUのキャリブレーションを、対策された最新のものへとリプログラムする必要性があります。

 

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今回お預かりしたF250は、上記の内容に該当する車種であったので、最新のキャリブレーションをダウンロードして、現車のPCMをリプログラミング

リプログラミング後は、ECUがトランスミッションの再学習プロセスを開始するので、数日間の学習走行によりシフト品質の向上が図れます。

 

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UGでは、VCM2をインターフェイスとしたフォード/リンカーンのディーラー診断機であるIDSを完備

フォードのジャパン撤退により修理でお困りの方、ユーザー様/業者様問わずお気軽にご連絡ください。

 

UG/yoshida



 

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