ブレーキの磨耗で警告ランプが点灯したのでご入庫いただいた、R230型ベンツSL350の作業です。
R230系のSLクラスやW211系のEクラス等では、電子制御式ブレーキであるSBC(センソトロニックブレーキコントロール)が装備されているので、ブレーキ周りの脱着/交換メンテナンスを行なう際は、DASを使用してSBCシステムの解除を行なう必要性があります。
SBCはフットペダル操作以外でも、例えばドア操作等によってもポンプが駆動するので、解除せずに作業を行うと大変危険です。
「SBC解除」中は、メーターディスプレイが赤く警告が点灯するので、その状態後は通常通りのブレーキ作業が行えます。
それを知らずに万が一、SBC解除操作せずにキャリパーピストンを戻すと、SBCが正常機能しなくなりペダルが戻らない状態に陥ります。
取外して点検した現車のブレーキパッドは、残量センサーが露出して交換時期に達しています。
またディスクローターも磨耗しているので、今回はパッドと共に同時交換作業です。
ベンツの場合は国産車と違い、ディスクローターの磨耗時期も早期に訪れ、だいたいディスクパッド交換の2回に1回はローターも交換が必要となります。
ディスクローター及びパッド交換に併せて、ダストで汚れたブレーキキャリパーも清掃し、念のためフルードの漏れ等が発生していないかチェック。
一般的なメンテナンス後は、再度DASを使用してSBCを作動状態へ。
試運転によるブレーキ操作機能を確認して、作業終了です。
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