加速時に発生する異音と振動に対する処置/ポルシェカイエン

 

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加速時にフロア廻りより「ドンドンドン…」という異音及び振動症状を体感する、92A型ポルシェカイエンの作業です。

 

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先代の9PA型カイエンでは、リアアクスルへ導かれているカルダンシャフトのセンターベアリング破損により、先のような症状が発生するトラブルが多かったのですが、この92A型へとモデルチェンジしてからカルダンシャフトによるトラブルは未だ診た事がありません。

 

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この92A型カイエンやマカンでは、トランスファーによる不具合症状が多く報告されており、今回のカイエンも異音/振動の発生源はトランスファー内部からだと思われる症状。

 

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その不具合に対し初期症状であれば、トランスファーオイルの交換にて改善される可能性が高いという事例も多く報告されています。

今ではそのトランスファーオイルも品番変更されたものが存在し、先の症状が発生しているカイエンでは品番変更されたトランスファーオイルへの入替えが推奨されています。

 

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日本ディーラーでは10万キロ交換不要等記載されていたりしますが、トラブル報告の多いカイエンやマカンのトランスファー、海外では2万キロ毎に交換を推奨している国も存在します。

 

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今回作業を行ったカイエンはオドメーターで約5万キロでしたが、抜けてきたトランスファーオイルは驚くほど黒く汚れていました。(画像では光加減で綺麗にみえますが実際は真っ黒です)

 

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品番変更されたトランスファーオイルを充填しロードテストを行なうと、加速時に発する不快なフロアからの異音/振動も無くなり、ポルシェらしいスムーズな加速フィーリングが蘇りました。

 

UG/yoshida



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