車検整備にてお預かり作業中の、W212型ベンツE350ブルーテックです。
搭載されているブルーテックエンジンは、近年の欧州車では定番の尿素SCRシステムを採用したクリーンディーゼルエンジンなので、規格に適合した専用のエンジンオイル交換をはじめ、冷却水やブレーキフルード等の定期交換を必要とする各油脂類の入替作業。
その他の作業としては、磨耗したブレーキディスク&パッドのリフレッシュと、同じく磨耗したタイヤの新調。
そして尿素SCRシステムではECU制御により尿素水であるAdBlue(アドブルー)を排気中に噴霧制御しているので、AdBlue(アドブルー)のタンクが装備されています。
もちろんエンジン運転時間に比例して、タンク内のアドブルー充填レベルも低下してくるので、定期点検等のタイミングではXENTRYを使用してレベル残量の確認を行います。
アドブルー充填レベル残量が少なくなると警告が発せられ、残量不足で噴霧できないレベルに到達するとエンジンが再始動出来なくなる場合があります。
残量レベル低下の警告が表示されてからガソリンスタンドで補充を行なうにも、全てのスタンドに常備在庫している訳では無く、また欧州車へのアドブルー補充は行なわないところが多々存在する話も聞きます。
それらの理由は、テスター等の有無による充填レベルの把握や充填後の処置等、様々なリスクによるものだと思います。
今回お預かりしているW212も、XENTRYにて充填レベルを診断すると約28%だったので、車検整備時にフルレベルまでアドブルーを充填。
もちろん車検整備作業後は、メンテナンス期日のステータスを変更して、パラメータをリセット及び「出庫時のショートテスト」の実行処理。
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