回送モード症状とその解除/BMW Z4

 

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各種電気廻りの不具合にて業者様より修理ご入庫頂いた、E85型BMW Z4の診断です。

その不具合内容のひとつに、エアコンの風が弱風しか出ないという症状が発生しています。

 

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その症状だけで一般的に想像する原因箇所としては、例えばブロアモーターの不良か?もしくはモーターを制御するアンプ等…を予測する方も多いと思います。

しかしISTAを使用して制御するECUの診断を行うと、回送モード作動状態に陥っているのが判明

 

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「回送モード」とは、車両輸送中のバッテリー放電を避けるために車両生産時にセットされるのもで、BMWでは2002yモデル以降の新車時に導入されています。

もちろん以上の内容は、新車販売時におけるディーラーでの納車処置で終えているのですが、E85の場合は例えば長時間バッテリー上がり等による電力供給が途絶えた時に、ECUが回送モードに入ってしまうことがあります。

 

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一旦、この回送モードへと陥ってしまったコントロールユニットは、解除機能を有した専用の診断機を用いて解除しない限り復帰しません。

ISTAを使用してそのまま解除プロセスを実行し、無事エアコンブロアの機能も復帰しました。

 

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その他、他の電気廻り不具合も存在するので、あとは順番に診断をすすめていきます…。

 

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