ディストロニックの調整と学習/ベンツG500

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DTRが作動不可のメッセージと共にディストロニック機能が使用できない、2013yベンツG500の点検です。

ディストロニックコントロールはレーダーセンサーにて先行車両を認識に最適な車間距離のキープ及び斜線維持もサポートする安心機能で、フロント周りを事故修理された後にこの不具合が発生した模様。

 

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XENTRYによるDTC(故障コード)を点検すると、DTRエレクトリックコンポーネントの実測値が基準値から外れてしまっているのが判明。

事故修理内容を確認するとDTRコンポーネントは交換していない(未損傷)ので、作業時による調整ズレが発生した模様。

 

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ゲレンデの場合、DTRはフロントバンパー左側に装着されています。

このセンサーにて先行車両等を認識しているのですが、作業内容によって脱着工程が発生すると、再度「調整及び学習」が必要となります。

 

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一度取り外した場合は本来、専用治具による水平状態を求めた後に走行学習を行い、XENTRYによる検知値に対して再度修正して走行学習を繰り返します

 

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テスターでの修正値は「ボルトBに対しLINKS方向に1.75回転」の修正が必要…LINKS方向とはドイツ語で左方向という意味。

 

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最終修正を終えた後は、再度XENTRYを接続して、実走行によるロングレンジレーダーセンサーの学習プロセスを実行

 

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走行条件を満たした状態で学習走行を約10数分…学習実測が100%に達すれば無事全てのプロセスが正常に終了

 

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もちろん、ディストロニック機能も正常に復活完了です。

 

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