失火検知によるドライブトレーン異常警告とアイドリングストップ設定変更/BMW M6

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走行中にドライブトレーン異常警告が表示され、エンジン不調に陥ってしまった、F12型BMW M6の作業です。

お車をお預かりした際は、既にエンジンの調子も復帰しており、チェックエンジンの警告ランプだけが履歴警告として点灯している状態。

 

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故障履歴を確認する為、ISTAを接続してディフェクトメモリーの点検及びDMEコントロールの実測診断を行います。

 

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実測診断では現在正常制御していましたが、ディフェクトメモリーには複数シリンダーの失火検知が履歴されています。

 

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症状の再現性が診うけられないものの、弊社販売保証期間ということもあり、消耗品として最も可能性の高いスパークプラグ及びイグニッションコイルを全気筒リフレッシュする方向性で作業開始。

 

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このモデルのM6では、ホットインサイドレイアウトと呼ばれるIN/EXポートが逆転したセンターツインターボレイアウトを採用しています。

 

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…その為、整備性はかなり悪く…一番手前のシリンダー以外は、多くの付属品及びウォーターライン等を取り外さなければアクセス出来ません。

 

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無事に点火系のリフレッシュ作業完了後は、再度ISTAによる実測診断を入念に行い、且つエアの抜けにくい冷却水のチェック。

 

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追加作業にてアイドリングストップ機能の設定変更を、カスタムコーディングにて実施。

デフォルトでは、エンジン始動後は常にアイドリングストップ機能が優先される状態(不必要な場合はエンジンスタート後にOFFスイッチ操作)ですが、コーディングにて前回設定記憶化が可能。

そうすることによりアイドリングストップOFFの状態でエンジンを停止した場合は、次のエンジンスタート時もOFFの状態を維持しています。

ちなみに全く不必要とされる方は、アイドリングストップ機能自体をオフ(ISデフォルトオフ)することも可能です。

 

UGでは、BMWディーラー診断機 ISPI NEXT(ISTA-D/ISTA-P)完備し、各種プログラミングにも対応しています。

また、ディーラーでは行うことの無い、各種カスタムコーディング変更等(TVアクティブ化やデイライト等)も実施しています。

BMWの修理でお悩みの方は、ユーザー様/業者様問わずご遠慮なくお問い合わせ下さい。

 

UG/yoshida



 

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