コンデンサー損傷による不適切なギア比/ダッジデュランゴ

エンジンを始動して冷間時のみ、エンジン回転は上がれどもDレンジで車が前に動かない…というミッションの不具合と考えられる、2013yダッジデュランゴの作業です。

 

wiTECH2.0(ワイテック2)を接続してDTC(故障コード)を確認すると、案の定「ミッション滑り」を検知したエラーが入力されています。

本来ならばイコール「ATミッション」本体の寿命(内部摩耗による滑り)とも捉えられるDTCですが、冷間時のみ症状が現れ暖気後は正常にシフト…ATFレベルを測定すると、やはりフルード量が極端に減っている状態です。

 

ATFレベル過少=ATF漏れと推測できますが、点検するとエアコンのコンデンサーより多量のATFが漏れてしまっています

 

ACコンプレッサーで加圧された冷媒ガスを冷却するコンデンサーには、ATミッションのオイルクーラーが内蔵されています。

 

コンデンサーの一部になるATオイルクーラーからATFが漏れてしまっている為、ATFレベルが減り=冷間時の油圧不良でATミッションが正常に作動できない状態でした。

 

新品のコンデンサーを手配して、現車のコンデンサーと組替作業。

 

適正レベルのATFを補充して、他に漏れが発生していないか確認点検。

ATレベル過少によるミッションへの負担が気になっていましたが、組替後のロードテストでも問題なく駆動して変速制御を行い一安心です。

 

UGではオンラインディーラー診断機であるwiTECH2(ワイテック2)を導入しています。

クライスラー/ダッジ系だけでも年間300件以上の各種メンテナンスご入庫を頂いているUGでは、連日オンラインによる診断/プログラム作業を行っています。(2019y度 年間クライスラー&ダッジ修理入庫実績322台)

UGでは今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、メンテナンスでお困りの方は ユーザー様/業者様問わず ご縁慮無くお問い合わせ下さい。

 

UG/yoshida



*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください

 また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備

クライスラー&ダッジ最新ディーラー診断機 WiTECH2.0(メーカーオンライン診断機/ワイテック2)導入 テックオーソリティライセンス年間契約

フォードIDS/VCM2導入済み(各種ECUプログラミング可能)

GM次世代診断アプリケーション GDS2/TECH2(最新インターフェイスMDI2)サービスプログラミングシステム対応

ベンツDAS/XENTRY完備(SCNコーディング可能)&コーディングソフトVEDIAMO及びDTS Monaco完備

BMWテスターISPI NEXT(ISTA-D/ISTA-P)完備 各種プログラミング可能 その他 各車種対応AUTELテスター/DENSO DST-i等多彩に取り揃えています。

img_2210

アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を

 平日10:00~20:00  土/日/祝 12:00~18:00  定休日/毎週水曜日

トップページへ戻る