車検整備にてお預かりしていた、C207型ベンツE250クーペの作業のご紹介です。
新車時から5年が経過し2度目の検査ですが、オドメーターは30000Kmを少し超えた程度。
乗り方によっても左右されますが、これくらいの距離になるとブレーキのディスクパッドが摩耗して、交換時期に達している車両が多いです。
今回のC207ではディスクパッドの他にディスクローター側も摩耗、ベンツに限らず欧州車ではディスクローターの摩耗も早く、パッド交換時には同時交換になるケースも多々あります。
消耗したディスクローター/パッドを前後共にリフレッシュし、ブレーキフルードも入替作業。
検査時にはラジエターの冷却水交換も推奨していますが、キャップの加圧保持力低下による噴きこぼれが診られるベンツも多く、その場合はラジエターキャップも交換します。
もちろんエンジンオイルも、フィルターと共に定期交換。
また快適な室内空間を維持するエアコンのダストフィルターは、目立った汚れが見受けられなくても湿気によるカビ等の発生源なる可能性もあるので、定期的に新品交換します。
整備作業を終えた後はXENTRYにて「出庫時のショートテスト」チェックを実施し、メンテナンス期日の更新処置を実行。
UGではベンツ専用診断機である「XENTRY/DAS」を完備し、アメ車のみならずベンツの修理も数多く承っております(2019y度 年間ベンツ修理入庫実績216台)
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また、ディーラーでは行うことの無い、各種コーディング変更等も修理作業にて実施(例:一部の中古部品プログラム変更による同期/SBC作動時間超過に対するリセット処置等/その他TVアクティブ化やデイライト等の各種カスタムコーディング)
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