2011y~2014yまでのLC系チャレンジャーをはじめ、3.6Lエンジン及び5.7Lエンジン搭載の多くのモデルがセーフティリコールT36の対象となっています。
その対象車両にあたる約442000台のオルタネーターは内部ダイオードのトラブルが存在する可能性がある為、改善された品番のものへと交換する内容となります。
その具体的なリコール対象判別は、現車をwiTECH2.0に接続することにより対象であるか否かが判明し、今回お預かりした2014yチャレンジャーも「T36未完了」と表示されています。
しかし例えば中古並行車で既に本国にて登録時にディーラーで作業を終えているものは「T36完了」と表示されますが、そうでない車両…新車並行車では日本で作業を行っていても、メーカーに対して完了申請を行う権利が存在しないので、交換済みであっても未完了表示がされています。
その場合の確認法として、現車のオルタネーターに貼られているタグを確認し、パーツナンバーで判断が可能です。
具体的には421000番号のあとにあるハイフン以下の4桁の数字、「0801」「7021」「7041」「7042」「7051」「7052」であれば問題無いのですが、今回のLCは「0800」なので交換必要となります。
リコール改善済となる160Aオルタネーターを手配し、現車のオルタネーターと交換作業。
もちろん交換する対策済みオルタネーターは「0801」と表示され、先に示した問題の存在しない部品番号となります。
対策済みオルタネーターと併せて、今回はファンベルトも同時にリフレッシュ。
作業後は念のため、wiTECHにてオルタネーター制御の実測数値の確認を行います。
また今回のLCは、キャニスターのリコールも存在していたので、対策済み品番の部品へと交換作業を行いました。
現在UGで販売しているチャレンジャーの中古車は、納車点検時に全車リコール内容を確認し対策作業を実施してユーザー様へご提供しているのでご安心ください。
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