コンフィグレーションミスマッチとKey fob not detected表示/ダッジチャレンジャー

「Key fob not detected」の警告メッセージが表示され、エンジンが始動しなくなったトラブルが発生した、2014yダッジチャレンジャーの作業です。

上記メッセージはイグニッションキーが検出されなかった場合に表示され、ドライバーがキーを所有していると認識していない為、スタートスイッチを押してもセルは駆動しません。

 

まず疑わしきは携帯しているイグニッションキーの不具合…ですが、wiTECH2.0(ワイテック2)にてエラーを確認すると、ワイヤレスコントロールに「ECU配置の不一致(configration mismatch)」のDTCがアクティブ入力されています。

 

wiTECH2.0を使用してトータリーインテグレートパワーモジュールを始めワイヤレスイグニッションノードのECUリセット処置を施しますが復旧せず…更に診断を進めた結果、ワイヤレスイグニッションノードの交換が必要と判明。

 

エンジンスタートスイッチ部であるワイヤレスイグニッションノードは、セキュリティに関わる重要なパーツで、車両固有の構成がプログラムされています。

 

イグニッションキーの追加登録と同様、セキュリティ関連の部品を固有化する際は、PINコードと呼ばれる4桁のセキュリティコードの入力が求められます。

 

このPINはメーカーが管理する重要なコードになので、wiTECHだけでは判明することは不可能。

PINコードリーダーを使用して解析したコードを入力し、現車固有の構成処置を施したワイヤレスイグニッションノードへとプログラムします。

 

ノードのプログラム成功後は、パッシブエントリーモジュールにFOBIK IDの転送処置を行うことで、キーレスゴースタートも正常機能が復帰します。

 

UGではオンラインディーラー診断機であるwiTECH2(ワイテック2)を導入しています。

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UG/yoshida



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