「バックアップバッテリー故障」警告の点灯にて、この度初めてUGへお越しいただいた、W205型ベンツC220dの診断です。
ベンツではW211系以降、様々な目的でサブバッテリーが配置されるようになり、車種によりその装着場所や形状等に多くの種類が存在します。
このW205型では、助手席の足元に装着されており、フロアカーペットを捲って足元のボードを取外せば、縦置きに配置されているバックアップバッテリーが目視できます。
一般的にサブバッテリーと呼ばれていますが、配線端子が3本接続されたボルテージコンバーターは通常のバッテリーと「仕様」「目的」が異なり、前もって通常点検にて不具合の前兆を判断することは困難です。
不具合が発生したバックアップバッテリーの多くは内部基盤が焼損しており、それに伴ってEZSのバッファバッテリーに機能障害のDTCが入力されます。
経験上、約4~5年程度でダメになるケースが多く、内部損傷が発生したサブバッテリーは交換が必要となります。
車種によって様々存在するサブバッテリーは、純正品だけの選択肢だけでは無く、リーズナブルな社外優良部品も存在します。
今回のW205も社外製品にて交換対応し、作業後にXENTRYにて各種操作診断とDTCの消去にて完了です。
UGではベンツ専用診断機である「XENTRY/DAS」を完備し、アメ車のみならずベンツの修理も数多く承っております(2019y度 年間ベンツ修理入庫実績216台)
あらゆるクラスの各種故障診断はもちろん、ECU交換の際に必要なオンラインによるSCNコーディング等、ディーラーレベルの作業が可能です。
また、ディーラーでは行うことの無い、各種コーディング変更等も修理作業にて実施(例:一部の中古部品プログラム変更による同期/SBC作動時間超過に対するリセット処置等/その他TVアクティブ化やデイライト等の各種カスタムコーディング)
ベンツの修理でお悩みの方は、ユーザー様/業者様問わず、お気軽にご連絡お願いします。
UG/yoshida
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