納車前のメーカーリコール対処/ダッジチャージャー

ご成約頂いた2013yダッジチャージャーの、納車前点検整備です。

納車前の点検整備では、劣化した消耗品の交換や不具合箇所のチェック/修理は当然行いますが、特に並行車ではリコール情報もチェックして作業を進行していきます。

 

例えば今回のLDチャージャーでは、エンジンのタイミングチェーン及びガイド交換やオルタネーター交換等、メーカーが不具合を認知し改善修理が必要とされるセーフティーリコールが多く存在します。

しかし国土交通省からリコールがリリースされることのない並行車両に関しては、例え本国メーカーでリコールが発表されていても放置されているのが現状。

 

内部ダイオード損傷が多発しているオルタネーターのリコールに関しては、既に故障等で対処している車両も多く存在しますが、意外と放置されている有名なリコールのひとつ「タカタ製エアバッグのリコール」。

 

多くの国産車に採用されていたタカタ製エアバッグは、莫大な対象車両をかかえ、国土交通省が「タカタ製エアバッグの未改修車両を車検に通さない措置」を順次行うなど発表しています。(並行車両は国土交通省へ通達されていないので対象外)

もちろん全世界的シェアを誇っていたタカタ製エアバッグは、クライスラー/ダッジにも採用されており、メーカーからリコールが発表されています。

 

異常破裂する危険性が存在するタカタ製エアバッグのリコール、お車をより安全に乗り続けていただくためにも、納車前整備にて改善処置を実施。

 

具体的には助手席側エアバッグのインフレーターを、対策済みの部品へと変更します。

対策済みインフレーターには白い帯が巻かれているので、目視でリコール対応済みか否かが確認できます。

今回のLDチャージャーもまた、全てのリコール内容に対して改善対策作業を実施し、安心してお乗り頂けるよう作業を行っています。

 

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UG/yoshida



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