チェックエンジン警告をはじめ、トラクション等の各種警告ランプが点灯してしまった、2007yUSトヨタタンドラの診断です。
警告ランプが点灯している原因は、ノックセンサー/No4系統の不具合をECM(エンジンコントロールモジュール)が検知してしまっている為。
ECM側端子にて各ノックセンサーの抵抗値を測定すると、No4センサーにあたる箇所が断線値を示してしまっているのが判明。
タンドラの場合、ノックセンサーはVバンク内に装備されている為、断線箇所を確認するにはインテークマニAssyの取り外しが必要。
ノックセンサーは各バンク前後に2個、合計4個のセンサーで監視しています。
測定したところNo4センサー内部での断線で、ハーネス側の不具合(断線)は診られ無かったので、センサー交換にて作業の進行です。
但し今回のタンドラは、No4以外のNo2及びNo3センサーも未だ断線状態までは陥っていませんでしたが、抵抗値が基準値より大きく外れていました。
その為、後にNo2及びNo3のセンサー不具合によって同じ症状が発生するのは明白であったので、このタイミングでNo1も含む全ノックセンサー(4個)をリフレッシュ。
センサー交換後はECM側の抵抗値も全て基準値を示すようになり、無事作業終了/納車完了です。
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