エアコンが効かないトラブルで修理ご入庫頂いた、2015yシボレータホの作業です。
エアコンが効かない原因は、冷媒ガスの漏れによる圧力不足。
エンジンルーム内のあるエアコンの排水ドレンからは、ガス漏れ検査用の蛍光剤反応…エバポレータからの冷媒ガス漏れが濃厚です。
エバポレーターは室内にある熱交換器で、外部からはその存在を確認することが出来ません。
その為、交換する際はまず、インストルメントAssyを室内から取り外します。
更にその奥に鎮座するエアコンケースユニットAssyを取り外して分解するのですが、
エンジンルーム側からナットで固定されているので、装着箇所の一部がインテークマニが邪魔でアクセス出来ず…エアコンケースを脱着する為にインテークマニAssyも取り外します。
取り外したエアコンケースユニットを分解し、装着されていたエバポレーターを確認すると、リークによる蛍光剤の痕跡が激しく残っています。
新品のエバポレーターへと組み替えて、再びエアコンケースを車両に装着…あとは分解した順番に元通りに組立作業。
組立完成後は真空テストを行った後に規定量の冷媒ガスを補充、最後に念のためテスターによる点検を実施して無事完成です。
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