フロントストラットからの異音修理/ベンツE350

走行していると路面状況に応じて、フロントサスペンション付近より「キコキコ」と異音が発生する、W211型ベンツE350の修理作業です。

 

モデル関係なくベンツのフロントサスペンション付近の異音にて、最も事例の多い箇所はロアボールジョイントの劣化/損傷によるトラブル

 

…ですが、今回のW211では点検作業を行ったところ、フロントショックより発生しているのが判明

 

ストラットを分解してみると、ショックのロッドが黒く焼けているのが判ります

その為ショックの伸縮作動に対して、先のキコキコ音が発生してしまっています。

 

劣化したショックアブソーバーは消耗品の位置づけにて交換対応となるのですが、今回は純正部品に比べてリーズナブルな価格設定であるSACHS製社外ショックを選択

 

ちなみにW211等のスプリング式ストラットは、スプリングサポートがCリング位置で可変可能な車高調整式となっています。

と言ってもデフォルト状態で最も低い位置になるので、車高を上げる方向(スプリングを縮める)にしか調整できませんが…。

 

ショックアブソーバーと同時にアッパーマウントもリフレッシュし、作業後のロードテストでは不快な異音も無事解消しました。

 

UG/yoshida



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