2015y以降LAモデルのダッジチャレンジャーには、オプション装備としてアダプティブクルーズコントロール(ACC)が装備されています。
フロントバンパービーム中央に設置されたレーダーモジュールは、先行車もしくは障害物との距離や接近率などを測定するための前方監視サブシステムとして機能する為、車間距離を常に一定に保つ制御を行う全車速追従機能付クルーズコントロールです。
例えば不注意によりフロント廻りの衝突事故、もしくは故障等でレーダーモジュールが機能しなくなると、ACC機能はもちろん使用できず警告メッセージがメーターディスプレイに表示されます。
上記の様な状況に陥ってレーダーモジュールの交換が必要となった場合、その部品価格は平均的なサラリーマンの一か月分給料に匹敵するほど高額な出費となります。
もちろんACCモジュール交換後は、テスターを使用してレーダーアライメント調整/走行学習プロセス等の処置も必要。
それらの故障修理に対して予算的に厳しい場合、コーディングによってACC機能を無効化にするプログラムが可能。
純正診断機であるwiTECH2.0ではコンフィグレーション変更は不可能ですが、専用のソフトを使用してオプション装備であるACC機能をネットワークより削除することが可能です。(wiTECHのトポロジー画面では、ネットワークに存在しないECUとしてグレー表示に切り替わります)
もちろんネットワークより削除しているだけなので他のECUに対する弊害も無く、また後にリプログラムにより復帰させることも可能です。
UGではオンラインディーラー診断機であるwiTECH2(ワイテック2)を導入しています。
クライスラー/ダッジ系だけでも年間300件以上の各種メンテナンスご入庫を頂いているUGでは、連日オンラインによる診断/プログラム作業を行っています。(2019y度 年間クライスラー&ダッジ修理入庫実績322台)
UGでは今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、メンテナンスでお困りの方は ユーザー様/業者様問わず ご縁慮無くお問い合わせ下さい。
UG/yoshida
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