並行車両でのリコール対処/クライスラー300C

ご成約頂いた2011yクライスラー300Cの、納車前点検整備です。

納車前の点検整備では、劣化した消耗品の交換や不具合箇所のチェック/修理はもちろん、特に並行車ではリコール情報もチェックして作業を進行していきます。

 

例えば今回のLXでは、オルタネーターやエアバッグ等、メーカーが不具合を認知し改善修理が必要とされるセーフティーリコールが多く存在します。

しかし国土交通省からリコールがリリースされることのない並行車両に関しては、例え本国メーカーでリコールが発表されていても放置されているのが現状。

 

一例を挙げれば、例えばトラブルの多いオルタネーター…実は2011y~2014yの3.6Lエンジン及び5.7Lエンジン搭載の多くのモデルがセーフティリコールT36の対象となっています。

 

その対象車両にあたる約442000台のオルタネーターは内部ダイオードのトラブルが存在する可能性がある為、改善された品番のものへと交換する内容となります。

今回の300CもセーフティリコールT36の対象車両であったので、もちろん事前にチェックし改善作業の実施。

 

具体的には421000番号のあとにあるハイフン以下の4桁の数字、「0801」「7021」「7041」「7042」「7051」「7052」であれば問題無いのですが、今回のLXは「7020」なので交換必要となります。

 

リコール改善済となる180Aオルタネーターを用意し、現車のオルタネーターと交換作業。

 

もちろん交換する対策済みオルタネーターは「7021」と表示され、先に示した問題の存在しない部品番号となります。

 

更に全世界的にリコールがアナウンスされている「タカタ製エアバッグのリコール」、今回のLXにも採用されていて且つリコール対象車両となります。

 

異常破裂する危険性が存在するタカタ製エアバッグのリコールは莫大な対象車両をかかえ、国土交通省が「タカタ製エアバッグの未改修車両を車検に通さない措置」を順次行うなど発表しています。(並行車両は国土交通省へ通達されていないので対象外)

 

今回の300Cでは助手席側エアバッグのインフレーターを、対策済みの部品へと変更する必要性があります。

対策済みインフレーターには白い帯が巻かれているので、目視でリコール対応済みか否かが確認できます。

今回の300Cもまた、全てのリコール内容に対して改善対策作業を実施し、安心してお乗り頂けるよう作業を行っています。

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