車検整備にてお預かりした、R190型メルセデスAMG GTの作業です。
まずはXENTRYを起動させ、入庫時のショートテストを実行し、電子制御系の不具合が存在していないか事前にチェック。
その後リフトアップして、アンダーカバー類及びタイヤホイル等を取り外して、各部点検作業。
5年目/2回目の継続検査となりますが、まだオドメーター2万キロ台前半と距離も少なく、特に機械的な不具合も見当たりません。
一般的な定期交換が必要とされる油脂類の交換、まずはエンジンオイル&フィルターのリフレッシュ。
V8/4リッター+ツインターボをホットインサイドレイアウトにてフロントミッドに搭載されたAMG M178エンジンは、ドライサンプ式を採用しています。
その為オイルパンのドレンの他に、オイルリザーバータンク側のオイルも排出するので、再使用不可のリザーバータンクドレンコックも事前に用意。
もちろん車検時毎(2年に一度)に交換が必要とされるブレーキフルードも、入替作業を行います。
その他こちらも定期交換が必要とされるエアコンフィルター、見た目汚れが少なくても長時間使用によるカビの発生等もあるので、2年毎には交換するのが理想。
あと一般的に定期交換が必要とされるバッテリーですが、R190ではリチウムイオンバッテリーが採用されています。
一般的な鉛バッテリーと違い寿命が長いので…ちなみに交換となるとバッテリーのプライスは確か25万以上…です。
全ての整備作業が終了した後は、XENTRYによるメンテナンスステータスの更新。
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