MEユニットトラブルによるエンジン不具合/ベンツS500

チェックエンジンの警告ランプが点灯しエンジン不調に陥っている、W221型ベンツS500の修理です。

 

DASにてDTC(故障コード)を確認すると、ミスファイヤによる失火検知をはじめ、O2センサーの電子回路に関する不具合をも検知している状態。

 

今回検知している これらの不具合内容は、診断した結果から言えばエンジンを制御するECUであるMEコントロールユニットの内部不良

 

W221に搭載されるV8エンジンであるM273型では、ME9.7バージョンのユニットがエンジン上部にマウントされています。

内部故障が発生したECUは交換が必要となりますが、ME9.7は新品部品価格が約36万以上と高額なうえ「外販禁止部品」に指定されており、基本ディーラー入庫での修理以外は部品を供給しない体制をメーカーがとっています。

もちろん中古部品は個別化により、データー転送等の特殊コーディングを行わない限り使用不可。

 

とあるルートで新品部品を入手出来なくも無いですが、あまりに高額なので今回は社外製リビルトME9.7を手配。

新品ECUを使用&SCNコーディングするよりも、遥かにリーズナブルな価格となります。

 

しかしそのまま取り付けて結線しただけでは、データー転送等の処置を行っていなければ起動せず、エンジンは始動しません。

 

今回のMEは内部損傷が激しくデーター転送が行えない状態であったので、現車に装着してからドライブオーソリゼーションシステムの認識による個別化処置を実施。

 

ME変更&個別化成功後はエンジンもスムーズに作動し、数多く入力されクリア不可であったDTCの存在も皆無となりました。

UGではベンツ専用診断機である「XENTRY/DAS」を完備し、アメ車のみならずベンツの修理も数多く承っております(2019y度 年間ベンツ修理入庫実績216台)

あらゆるクラスの各種故障診断はもちろん、ECU交換の際に必要なオンラインによるSCNコーディング等、ディーラーレベルの作業が可能です。

また、ディーラーでは行うことの無い、各種コーディング変更等も修理作業にて実施(例:一部の中古部品プログラム変更による同期/SBC作動時間超過に対するリセット処置等/その他TVアクティブ化やデイライト等の各種カスタムコーディング)

ベンツの修理でお悩みの方は、ユーザー様/業者様問わず、お気軽にご連絡お願いします。

 

UG/yoshida



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