オルタネーターとECUリプログラミングのリコール/ダッジチャージャー

セーフティリコールが発表されている内容に対する作業を行わせて頂いた、2012yダッジチャージャーのV6/3.6Lです。

 

並行輸入車は国土交通省からリコールがリリースされないので放置されている車両が多いのですが、本国ではメーカーが不具合を認知し改善修理が必要とされるセーフティーリコールが発表され、今回のLDチャージャーでもオルタネーター交換と数点のECUリプログラミング等のリコールが存在しています。

 

特にV6/3.6Lエンジンの対象車両に装着されているオルタネーターは非常にトラブルが多く、オルタネーターの故障による充電不良によるバッテリー上がりの他、ABS(アンチロックブレーキ)やESC(横滑り防止装置)そしてECM(エンジンコントロール)等のシステムが無効になる障害が発生する可能性があります。

 

セーフティリコールP60によると、対象車両の約433000台に搭載されたオルタネーターには内部ダイオードに問題があり、改善されたオルタネーターへの交換を必要としています。

 

特にこのダイオード損傷によるトラブルは、チャージランプ等の警告点灯による前触れ症状が無いにもかかわらずオルタネーターが機能しなくなり、最悪ダイオード焼損による電気火災の危険性も存在します。

 

また今回のLDチャージャーでは、一般的な改善プログラムに対するフラッシュ情報の他に、リプログラミングを必要とするリコールフラッシュも存在します。

 

メーカーがリプログラミングによる処置を必要とした各ECUに対し、オンラインにてフラッシュ作業を行うことで、対策済キャリブレーションへアップデート

UGではオンラインディーラー診断機であるwiTECH2(ワイテック2)を導入し、車両に接続するだけで現存するセーフティリコールの確認が可能

クライスラー/ダッジ系だけでも年間300件以上の各種メンテナンスご入庫を頂いているUGでは、連日オンラインによる診断/プログラム作業を行っています。(2019y度 年間クライスラー&ダッジ修理入庫実績322台)

UGでは今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、メンテナンスでお困りの方は ユーザー様/業者様問わず ご縁慮無くお問い合わせ下さい。

 

UG/yoshida



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