PCM故障による始動不能トラブル/クライスラー300C

エンジンがかからなくなったということでレッカー入庫された、2006yクライスラー300C/SRT8です。

イグニッションキーを操作すると「キーON」状態にはなれど、セルモーターを回すことが出来ません。

 

テスターでエンジンを制御するPCMを診断すると、wiTECH2.0で認識出来ないIDのリターン値…PCMの内部不具合が発生している状態です。

PCMが正常に起動しなければ、スタート操作によるセルモーター出力も行いません。

 

新しいPCMを手配して、現車に装着されていたPCMとの変更作業の実施です。

 

新品のPCMはプログラムが存在していないので、現車「2006y LX 6.1SRT-8」のキャリブレーションをダウンロードして、装着した新品PCMへフラッシュ処理の実行。

 

またセキュリティユニットの同期(VIN書き込み)や各種学習セットアップの過程を経て、正常制御の復帰です。

 

UGではオンラインディーラー診断機であるwiTECH2(ワイテック2)を導入しています。

クライスラー/ダッジ系だけでも年間300件以上の各種メンテナンスご入庫を頂いているUGでは、連日オンラインによる診断/プログラム作業を行っています。(2019y度 年間クライスラー&ダッジ修理入庫実績322台)

UGでは今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、メンテナンスでお困りの方は ユーザー様/業者様問わず ご縁慮無くお問い合わせ下さい。

 

UG/yoshida



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